以下に挙げたのが一般的な英語の試験です KET (Key English Test): KET は、ケンブリッジ大学が提供している5つの一般英語試験の中でも、最も 最初のものです。基本的なレベルで日常の英語を使うことができる方々を対象にしています。 日本でもこの試験を受けることができます。イギリスでは、この試験は3月、5月、6月、11月、12月に行われます。 テストは3つの科目で構成されており、1日で終わります; 1)リーディング & ライティング(70分・ 50 点) リーディングには、5つの問題があります。例えば文章の空欄を埋めたり、正答を5〜6つの与えられた単語から選んだりします。
ライティングには、3つの問題があります。最初の2つの問題は長文の中のいくつかの空欄を、適切な単語でそれぞれ埋めていくきます。3つ目は、20-25ワードで寸評や短い記事を書きます。
2)リスニング (約30分 ・ 25 点) 5つの問題を聞いて問いに答えます。問題は2度ずつスピーカーから流されます。
3)スピーキング (約10分 ・ 25点) 受験者はペアになって、2人の試験官によってテストされます。最初の問題は、受験者がお互いに自分のことを紹介し合い、自分達が興味を持っていることについて6 分間話し合います。2問めは、試験官から与えられた以下のような話題について話し合います;
- 個人の証明
- 旅行
- 家と家庭
- 教育
- 語学
- サービス
- 日常生活
- 食べ物や飲み物
- 自由時間
- 環境
- 娯楽
- 場所
- 買い物
- 健康とボディケア
- 他の人々との関係
- 天気
合格者には以下のグレードが与えられます: 不合格者には以下のグレードが与えられます: KET の資格は、期限切れがありません。たとえそれが基本的なレベルであっても、KET は多くの会社やいくつかの大学で認められています。KETの資格を受け入れている組織のリストは www.cambridge-efl.org. で見つけることができます。 日本では、以下の会社が KETの資格を認めています; 日本 PET (Preliminary-準備 English Test): PET は、国際的に認められている中級レベルの英語の試験です。合格するには多くの社会的なシチュエーションや仕事の場において、自由にコミュニケーションが取れる能力が必要です。 日本でもこの試験を受けられます。イギリスでは、3月、5月、6月、11月、12月に試験が行われます。 テストは3つの科目で構成されています: 1)リーディング &ライティング (90分・,60点) リーディングでは、選択問題や文章完成、それに間違い探しなど様々な問題が含まれています。
ライティングでは、3つの問題があります。最初の問題は、長文の中にある空欄を埋めて、分賞を完成させるものです。2つ目の問題は5つの文章を並べ替えて、意味の通る文章を作るものです。3つ目は、100ワード以内で、作文をします。
2)リスニング(約 30分 ・ 25点) 4つの問題を聞いて問いに答えます。問題は2度ずつスピーカーから流されます。
3) スピーキング(約12分 ・ 25点) 受験者はペアになって、2人の試験官によってテストされます。最初の問題は、受験者がお互いに自分のことを紹介し合い、2番目の問題では、一緒に問題を解いていきます。3つ目の問題では、1枚の絵又は写真を描写し、4番目の問題では、その絵又は写真に関する話題でディスカッションをします。
合格者には以下のグレードが与えられます: 不合格者には以下のグレードが与えられます: PET はKETよりも多くの大学や会社で認められています。そういった組織のリストは www.cambridge-efl.org. で見つけられます。 FCE (First Certificate in English) FCE は最も人気があり、国際的なレベルの試験として世界中で認められています。合格するには、一般的な英語の能力が十分にあることを、示さなくてはなりません。 日本でもこの試験を受けられます。イギリスでは、3月、6月、12月 に試験が行われます。受験料は80ポンドです。 テストは5つの科目で構成されています:: 1)リーディング (75分・40点) この試験は、一般の本、新聞記事、広告、手紙やフィクションなどから約 350 - 700ワードの 4つの長文が出されます。それぞれの文章に様々な種類の問題を配しています−例えば選択問題、空欄を埋める問題などです。
2)ライティング(90分・40点) 最初のパートは、与えられた情報を使った作文で必須です。2番目のパートは4つの問題−例えば手紙、評論、エッセイなどのうちから1つを選んで解答する選択問題です。それぞれ120〜180ワードで書かなくてはなりません。3つ目の問題は、既存の本をベースとして与えられます。 2003年度は以下の本が選ばれました : - ジュール・ベルヌ, 「Round the World in Eighty Days− 80日間世界一周」(Penguin Readers 又は 他の出版社)
- チャールズ・ディケンズ, 「A Tale of Two Cities−二都物語」 (Penguin Readers 又は 他の出版社)
- ジョージ・オーウェル, 「Animal Farm」(Longman Fiction 又は 他の出版社)
- サラ・パレツキー, 「Deadlock−デッドロック」(Oxford Bookworms Library)
- ローズマリー・ボーダー「Ghost Stories−ゴーストストーリーズ」 (Oxford Bookworms Library)
3) Use of English−文法 (75分・40点) 5つの問題があり、間違い直し、選択問題、空欄埋め、単語の並べ替えなどです。.
4) リスニング(40分・ 40点) 4つの問題(インタビュー, 電話の会話, 宣伝, 指導 など.) が2度ずつ スピーカーから流されます。ただし、様々なアクセントで話されるので注意して聞いて下さい。
5) スピーキング (14分・40点) 受験者はペアになって、2人の試験官によってテストされます。最初の問題は、受験者がお互いに自分のことを紹介し合い、自分達が興味を持っていることについてや、将来のプランについて話し合います。2番目の問題は、とある絵又は写真のセットについて描写し合います。3番目の問題は、2人で一緒に解いていきます。4番目の問題は、試験官から与えられた話題についてディスカッションをします。
合格するには、最低で全体の60%の正答率が必要です。点数の低かったパートは、点数の高かったパートで補われます。合格者はグレード A (very good), B (good), or C (pass)が与えられます。 不合格者はグレードD (もう少しで合格) 又はE (不合格)が与えられます。. FCE は、アメリカやイギリスのいくつかの大学で受け入れてもらえる最低レベルの証明書です。FCE 保持者は雇用されるチャンスがより多くなります。日本では以下の会社がFCEを認めています : 日本 CAE (Certificate in Advanced-上級 English) CAE は、上級レベルの試験として国際的に認識されています。合格するためには高度な一般英語の能力を示さなくてはなりません。ほとんどの大学がCAE資格保持者を学生として受け入れています。 日本でもこの試験を受けられます。イギリスでは、6月、12月に試験が行われます。受験料は90ポンドです。 テストは5つの科目で構成されています:: 1) リーディング (75 minut, 40 points) 問題は、約650 - 750ワードの4つの長文からなり、それらは本、マニュアル、記事、インタビュー、評論などから抜粋されています。それぞれの文章に様々な種類の問題を配しています−例えば選択問題、空欄を埋める問題などです。
2) ライティング(2時間 ・ 40 点) 最初のパートは与えられた情報を使った作文で必須です。2番目のパートは4つの問題のうちから1つを選んで解答する選択問題です。最も一般的なのがフォーマルな手紙をフォーマルでない手紙に直すあるいはその逆、又はリポート、短い記事などを与えられた情報をもとに書くというものです。問題はそれぞれ約250ワードで書かれねばなりません。
3) Use of English−文法 (90分・ 40点) 6つの問題があり、欠語補充, 間違い直し, 文章の並べ替え, 単語の選択 そして簡単なメモから文章を作成する問題などがあります。これは、語彙を使う能力や文法の正確さをテストするもので、高度な力を期待されます。
4) リスニング(約45分・ 40点) 4つの問題 (インタビュー, 講義, ラジオ番組など.)が出されます。2番目の問題は1度しか聞かされませんが、他の3つの問題は2度ずつ聞くことができます。スピーカーから流される英語は様々なアクセントで話されるので注意が必要です。問題はノートを取り、、与えられた情報を完成させるあるいはその情報と一致させる.ことを要求されます。 CAEでは、正しくスペルすることが非常に重要です。スペリングの間違いは、点数を引かれます。
5) スピーキング (約15分・40点) 受験者はペアになって、2人の試験官によってテストされます。最初の問題は、受験者がお互いに自分のことを紹介し合い、自分達が興味を持っていることについてや、将来のプランについて話し合います。 2番目の問題は、とある絵又は写真のセットについて描写し合います。 3番目の問題は、2人で一緒に解いていきます4番目の問題は、試験官から与えられた話題についてディスカッションをします。受験者は、高いコミュニケーションの能力とFCE.以上の幅広い語彙の知識を期待されます。
合格するには、最低で全体の 60%の正答率が必要です。点数の低かったパートは、点数の高かったパートで補われます。合格者はグレード A (very good), B (good), or C (pass).が与えられます。 不合格者はグレードD (もう少しで合格) or E (不合格)が与えられます。 会社は、CAE保持者を積極的に雇用します。日本では以下の会社がCAEを認めています : 日本 (下のインターネット上で見つけて下さい) CPE (Certificate of Proficiency-熟達 in English) CPE は、英語を母国語としない者にとって、最も高度なケンブリッジ大学認定の英語検定です。CPE 保持者は、教育を受けたネイティブスピーカーに限りなく近い能力を持っているという評価を得ます。CPE はイギリスの全ての大学、そして他のほとんどの英語を母国語とする国の大学の入学基準を全て満たすものです。同じことがほとんどの会社でも言えます。 日本でもこの試験を受けられます。イギリスでは、6月、12月に試験が行われます。受験料は100ポンドです。 テストは5つの科目で構成されています:: 1) リーディング (1時間 30分・ 全点数の20% ) この試験は2つのパートに分かれています。最初のパートは選択問題で、 受験者は4つの単語又はフレーズの中から1つを選び、様々な文章を完成させます。2番目のパートは、3つの350 - 550 ワードの抜粋された長文を完成させる15 問の選択問題です。
2) ライティング(2時間 ・全点数の 20%) 約300-350ワードで2つの作文を作成します。回答は与えられた指示に沿ったものでなくてはなりません。5つの問題−例えばエッセイ、ショート・ストーリー、レポートなどから1つを選択します。2番目の問題はセットになった本についての作文です。 2003年度(6月と12月)のセットテキストは - アン・タイラー, 「The Accidental Tourist」
- L.P. ハートリー, 「The Go-Between」
- ブライアン・ムーア, 「The Colour of Blood」
3) Use of English−文法 (1時間 30分・全点数の20%) 2つのパートがあります。最初のパートは空欄埋めと単語の品詞変化です。2番目のパートは短い文章を要約し、その文章についての問題に答えるものです。
4) リスニング(約40分・全点数の20%) たいていの場合4つの問題が2度ずつ聞かされます。選択問題、単語やフレーズを完成させる問題、ノートを取る問題、○×問題などが含まれます。
5) スピーキング (約19分・ 全点数の 20%) これは個別、あるいはペアで受験します。たいていお互いの紹介から始まりますが、絵、又は写真、短い文章から与えられた1つの話題に関しての3つのパートに分かれています。そして他の教材がディスカッションの際に用いられます。様々な課題に対して自由に会話をする能力がテストされます。
合格するには、最低で全体の 60%の正答率が必要です。点数の低かったパートは、点数の高かったパートで補われます。合格者はグレードA (very good), B (good), or C (pass)が与えられます。 不合格者はグレードD (もう少しで合格) or E (不合格)が与えられます。 www.cambridge-efl.org で、過去の試験問題が見られます。 IELTS ( International English Language Testing System) IELTS は、国際的な英語検定で、世界中に190以上の試験センターがあります。 学術的な目的のために受験する人がほとんどです - IELTS 証明書 はイギリス、オーストラリア、ニュージーランド、そしてカナダの大学で受け入れられています。現在、アメリカでも、受け入れる大学が増えてきています。 IELTS は4つのパートに分かれています。 ・リスニング ・スピーキング ・リーディング ・ライティング 最初の2つはしべての受験者に共通の問題ですが、残りの2つは一般英語か学術的英語かによって分かれます。 1) リスニング ( 30分) 4つのセクションがあります。最初の2つは典型的な日常の場面で、. 残りの2つは学術的、教育的能力をテストします。スピーカーからは独り言あるいは会話が1度だけ流されます。選択問題、文章完成問題、ノートを取る問題、そして作図が含まれます。
2) スピーキング(約11-14分) このパートでは、個別に1人の試験官によってテストされます。まず、試験官が受験者に4-5分間インタビューをします。質問は受験者自身について、興味のあること、学校や仕事のこと、友人のこと、将来のプランなどです。 次に、受験者は紙に書かれた情報を受け取ります。そしてその課題について話すために2分間の準備時間を与えられます。 最後に、試験官はその課題について、4-5分間のより理論的なディスカッションを求めます。
3) リーディング( 60分 ) 学術的リーディング 文章は、発行されているものを含み、受験者にとって重要かもしれない「高等教育に入学し、勉強すること」に関連したアドバイスをします。 一般的リーディング 文章は、高等学校までの教育を望む受験者、あるいは英語を母国語とする国での就労経験を得たいと思っている受験者のためのものです。話題は主に、時事問題です。 両方ともに、選択問題、要約問題、叙述者の確認などが含まれています。
4) ライティング ( 60分 ) 学術的ライティング 最初の問題は教育を受けた読者、又はあなたの担当教授に対して与えられた情報と図をもとにしてレポートを書くことです。2何目の問題は、与えられた課題におけるあなたの意見と論拠を述べることです。 一般的ライティング 最初の問題は、与えられた課題をベースにフォーマル又はそれほどフォーマルでない手紙を書くことです。.2番目の問題は、与えられた課題におけるあなたの意見と論拠を述べることです。 両方ともに、2つの必須作文があります。1つは150ワードで、もう1つは 250 ワードで書いて下さい。
IELTS検定は、イギリスと日本では2週間ごとに行われています。(日本での試験日と受験料についてはブリティッシュカウンシルに問い合わせて下さい)試験センターと試験日についての情報は http://www.britishcouncil.jp.で調べることができます。 IELTS は1〜9までのグレードがiあります。試験は初めに受けてから数ヵ月後に再び受けることもできます。 覚えていてください! IELTS の結果は2年間のみ有効です! TOEFL (Test of English as a Foreign Language) TOEFLは、主にアメリカやカナダの大学で勉強したいと思っている方々のための 英語検定です。テストには2種類あって、コンピューター試験か筆記試験のどちらかです。 全体的に見て、この試験は選択問題のみで構成されています。これは、あなたが答えを知らない場合、正答を推測するのにとても有利です。3つのセクションから構成されており、リスニング、リーディング、そして文法をテストします。 1) リスニング これは3つのパートで構成され、長めそして短めの会話からなっています。語彙の知識とイディオム的な表現の知識が必要です。
2) 文法 (構成と文章表現 ) これは、適切な単語や文法表現で完成させなくてはならない、様々な文章のセットです。 .
3) リーディング これはいくつかの短い文章を読んで問題に答えるというものです。
日本では、東京で受験できますが、大学からの申し込みも可能ですので、大学生の方は事務部で調べてみてください。 一般の方は、より詳しい情報とサンプルテストを www.toefl.org.でごらん下さい。 |